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COLUMN

25年5月号

「食べる」ことの意味を考える

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンで、「いのちをつぐむ」をテーマに放送作家の小山薫堂氏がプロデュースした「EARTH MART」。ニチレイフーズやフクシマガリレイが協賛し、凍結粉砕した様々な食材を組み合わせた「再生米」など、新しい食の可能性を示した。
 一方で、精肉のパックの背景に牛や豚の活気あふれる写真を展示することや、人が一生で食べる分の卵の殻で作ったシャンデリアで、人は命を食べていることを表現。「食べる」ことの意味や価値、「いただきます」の大事さを再認識した。

‥‥‥‥‥‥(2025年5月号掲載)‥‥‥‥‥‥


25年4月号

世相を反映した蒲鉾品評会

今年の蒲鉾品評会の作品は世相を表現したものが目立った。
 石川県からは「頑張ろう能登 伊達巻」が出品された。能登の塩と卵を使用し、復興を目指す決意を示した。福井県からは「福井の米かま」が登場。福井県産コシヒカリを使い5年ほど前から販売しているが、品評会が開催された3月10日が政府備蓄米の販売開始日と重なり話題となった。
 中国の水産物禁輸で厳しい環境にある北海道からは「オホーツク 帆立 かまぼこ」が紹介された。伝統的な製法を重んじる蒲鉾だが、いろいろな表現ができることを改めて示した。

‥‥‥‥‥‥(2025年4月号掲載)‥‥‥‥‥‥


25年3月号

イチロー氏の朝食はセブンの…

セブン−イレブン・ジャパンがMLBとパートナーシップ契約を締結。記者発表会にイチロー氏が登壇し、MLBの魅力などを語った。
 イチロー氏は23年にセブンのアンバサダーに就任。セブンについて聞かれると「アンバサダーとして様々な取り組みを見せてもらったが、皆、信念と誇りを持ち、誰かのために取り組んでいる姿に心を打たれた。これが野球のチームなら、とても強いチームだと思う」と語った。
 ちなみに、日本滞在時の朝食はセブンの菓子パンが多いそうで、この日も3個を食べてきたとのこと。カロリー過多な気もするが、日々の運動を欠かさないイチロー氏ならちょうどいい?

‥‥‥‥‥‥(2025年3月号掲載)‥‥‥‥‥‥


25年1&2月号

あんな資料は作れません!!

先日、テーブルマークが都内の小学校で行った食育授業を取材した。6年生が同社の冷凍うどんやパックご飯を使って献立を考え、チームごとに大型モニターで発表した。
 筆者が特に感心したのは発表の表現方法。ショートコント風、実況ユーチューバー風、ニュース速報風など、どれもユニークで面白かった。さらにパソコンで作った資料がいずれも素晴らしく、動くレーダーチャートやアニメーションなどを駆使していたが、全て児童自ら作成したとのことだった。
 授業についての感想も積極的に立ちあがって述べていた。
 筆者のようなオジサンは逆立ちしても、あんな資料は作れません!!

‥‥‥‥‥‥(2025年1&2月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年12月号

「焼き体験」でインバウンド活性化

味の素冷凍食品は、10月24日から駒沢公園で開催された日本最大級のラーメンイベント「東京ラーメンフェスタ2024」で、「ギョーザ専門店なると亭」として出店。「ギョーザ」「しょうがギョーザ」「黒胡椒にんにくギョーザ」各6個を税込500円で販売した。
 今回は初の試みとして「ギョーザ焼き体験」を実施。同社は様々なイベントでギョーザの焼き体験を提供しているが、初日の24日は多くの外国人が参加し、きれいに焼けたギョーザに笑顔を見せた。
 インバウンド需要は“コト消費”がポイントともいわれるが、「ギョーザ焼き体験」はインバウンドで人気のコンテンツになるかも。

‥‥‥‥‥‥(2024年12月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年11月号

丁々発止の年末商品展示会

豊洲市場の水産卸7社が開催した「豊洲年末商品 合同展示会」は、久しぶりに威勢の良いムードで盛り上がった。出展者もバイヤーも「互いに遠慮しないのびのびした会場となった」と明るい表情で語る。
 「その製品は原料から見て値段が高過ぎる」などとバイヤーが冷やかすと、「いやこだわりの原料だから、適正価格です」と口角泡を飛ばしながら、丁々発止のやりとりも。マスクはまだ見られたが、コロナ禍以前の元気が戻ってきたようだ。

‥‥‥‥‥‥(2024年11月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年10月号

ロボットでいいんじゃない?

日本橋の街中を歩いていると、Uber Eatsの配送ロボットに遭遇した。歩道を人と同じぐらいの速度で進み、横断歩道の前で停まると、信号が変わるのを待つ。青になると横断歩道を渡って行った。
 遠隔管理されており、ロボット周辺には関係者らしき人影はない。特に人とぶつかるなどの危険もなく、見ていた限りでは問題なさそうだ。
 Uber Eatsは配送ロボットを3月から導入しており、今後、拡大を狙っているという。飲食店の前で注文が入るのを待つ配送員をよく見かけるが、これからはロボットが待つようになるかも。

‥‥‥‥‥‥(2024年10月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年9月号

コシノツヨシも“衣替え”

先日行われたテーブルマークの新製品発表会で、キャラクターの「コシノツヨシ」が登場した。
 今秋、主力の冷凍素材めん「さぬきうどん」の商品名を「カトキチさぬきうどん」とし、パッケージデザインもリニューアルしたため、コシノツヨシも“衣替え”となった。
 なお、描かれている職人は「カトキチさん」と正式に命名された。「麺坊や」は通称だったらしい。
 ちなみに、コシノツヨシはコーポレートブランドのキャラクターで、カトキチさんは冷凍うどんのキャラクターとのことだそうだ。
 コシノツヨシとカトキチさん、知名度ではどっちに軍配?

‥‥‥‥‥‥(2024年9月号掲載) ‥‥‥‥‥‥