COLUMN
あんな資料は作れません!!
先日、テーブルマークが都内の小学校で行った食育授業を取材した。6年生が同社の冷凍うどんやパックご飯を使って献立を考え、チームごとに大型モニターで発表した。
筆者が特に感心したのは発表の表現方法。ショートコント風、実況ユーチューバー風、ニュース速報風など、どれもユニークで面白かった。さらにパソコンで作った資料がいずれも素晴らしく、動くレーダーチャートやアニメーションなどを駆使していたが、全て児童自ら作成したとのことだった。
授業についての感想も積極的に立ちあがって述べていた。
筆者のようなオジサンは逆立ちしても、あんな資料は作れません!!
‥‥‥‥‥‥(2025年1&2月号掲載)‥‥‥‥‥‥
「焼き体験」でインバウンド活性化
味の素冷凍食品は、10月24日から駒沢公園で開催された日本最大級のラーメンイベント「東京ラーメンフェスタ2024」で、「ギョーザ専門店なると亭」として出店。「ギョーザ」「しょうがギョーザ」「黒胡椒にんにくギョーザ」各6個を税込500円で販売した。
今回は初の試みとして「ギョーザ焼き体験」を実施。同社は様々なイベントでギョーザの焼き体験を提供しているが、初日の24日は多くの外国人が参加し、きれいに焼けたギョーザに笑顔を見せた。
インバウンド需要は“コト消費”がポイントともいわれるが、「ギョーザ焼き体験」はインバウンドで人気のコンテンツになるかも。
‥‥‥‥‥‥(2024年12月号掲載)‥‥‥‥‥‥
丁々発止の年末商品展示会
豊洲市場の水産卸7社が開催した「豊洲年末商品 合同展示会」は、久しぶりに威勢の良いムードで盛り上がった。出展者もバイヤーも「互いに遠慮しないのびのびした会場となった」と明るい表情で語る。
「その製品は原料から見て値段が高過ぎる」などとバイヤーが冷やかすと、「いやこだわりの原料だから、適正価格です」と口角泡を飛ばしながら、丁々発止のやりとりも。マスクはまだ見られたが、コロナ禍以前の元気が戻ってきたようだ。
‥‥‥‥‥‥(2024年11月号掲載)‥‥‥‥‥‥
ロボットでいいんじゃない?
日本橋の街中を歩いていると、Uber Eatsの配送ロボットに遭遇した。歩道を人と同じぐらいの速度で進み、横断歩道の前で停まると、信号が変わるのを待つ。青になると横断歩道を渡って行った。
遠隔管理されており、ロボット周辺には関係者らしき人影はない。特に人とぶつかるなどの危険もなく、見ていた限りでは問題なさそうだ。
Uber Eatsは配送ロボットを3月から導入しており、今後、拡大を狙っているという。飲食店の前で注文が入るのを待つ配送員をよく見かけるが、これからはロボットが待つようになるかも。
‥‥‥‥‥‥(2024年10月号掲載)‥‥‥‥‥‥
コシノツヨシも“衣替え”
先日行われたテーブルマークの新製品発表会で、キャラクターの「コシノツヨシ」が登場した。
今秋、主力の冷凍素材めん「さぬきうどん」の商品名を「カトキチさぬきうどん」とし、パッケージデザインもリニューアルしたため、コシノツヨシも“衣替え”となった。
なお、描かれている職人は「カトキチさん」と正式に命名された。「麺坊や」は通称だったらしい。
ちなみに、コシノツヨシはコーポレートブランドのキャラクターで、カトキチさんは冷凍うどんのキャラクターとのことだそうだ。
コシノツヨシとカトキチさん、知名度ではどっちに軍配?
‥‥‥‥‥‥(2024年9月号掲載) ‥‥‥‥‥‥
謎肉ならぬ「謎うなぎ」が進化
日清食品は7月11日、動物由来原料を一切使用せず“うなぎの蒲焼”の食感や見た目、味わいを再現した「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」(謎うなぎ1尾、タレ・山椒各1パック入、税抜1500円、冷凍)を、オンラインストアで5000セット限定発売。その数日前、プレス向けの試食会を開催した。
昨年は発売から1分で1000セットが完売した「謎うなぎ」。白身層・中間層・皮層の3層を合わせているのが特長で、今年は日本料理の名店「くろぎ」店主・黒木純氏(写真中央)監修のもと、見ため・味わいとも、よりリアルな「うなぎの蒲焼」に近づいた。
そう遠くない将来、鰻屋でもウナギを使った蒲焼のほか、プラントベースを使った蒲焼が選択肢になる、かも。
‥‥‥‥‥‥(2024年8月号掲載)‥‥‥‥‥‥
パスタ供給も自動盛付に!
今年の「FOOMA JAPAN 2024」も様々なソリューションが話題を呼んだが、中でも注目されたのは「パスタ供給装置」。パスタ等の麺の塊をほぐして絡まりをほどき、自動計量してトレーに盛り付けるすぐれもの。某寿司ロボットメーカーが、業界初を謳い出展し、「FOOMAアワード2024」で最優秀賞を受賞した。
盛り付け作業と容器供給を担う3〜4名分の作業を省人化するというから魅力的。実用化まであとわずかで、来年には製品発売の運びになるという。パスタ人気に一層の拍車がかかりそうだ。
‥‥‥‥‥‥(2024年7月号掲載)‥‥‥‥‥‥
ハンバーガーを家庭で手作り
イオンがタスマニアビーフの取り扱いを始めて今年で50年になる。50周年を記念して、取り組み説明会とともに試食会が行われた。
試食として提供されたのは、タスマニアビーフの新商品や、人気のサーロインステーキなど。やわらかくジューシーで、タスマニアビーフの魅力を味わった。
当日の試食にはなかったものの、冷凍食品で「ハンバーガー手作りキット」を7月に発売すると発表。タスマニアビーフ100%使用のハンバーガーが家庭で食べられる、楽しみな商品だ。
‥‥‥‥‥‥(2024年6月号掲載)‥‥‥‥‥‥